高カリウム血症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 悪心(おしん)、嘔吐などの胃腸症状、しびれ感、知覚過敏、脱力感などの筋肉・神経症状、不整脈などが主な症状です。カリウム値が7〜8mEqlを超えると危険な不整脈が現れ、心停止の危険性が生じます。

高カリウム血症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 治療としては、原因になっている状態を改善することが大切ですが、高カリウム血症が悪化すれば生命に関わることもあるため、血液中のカリウムを減らす治療が加えられます。具体的には、まず食事でカリウム制限を行い、イオン交換樹脂製剤でカリウムの吸収を抑える一方で、利尿薬により尿中への排泄を促します。また、アルドステロン作用をもつホルモン薬を投与することもあります。
 重症の高カリウム血症で緊急に治療が必要な時は、グルコン酸カルシウム(カルチコール)で重症の不整脈を予防したり、重曹(じゅうそう)を投与して酸性に傾いた血液を中和します。