下垂体炎<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 頭痛や視野(しや)障害が最も多く認められ、疲労感、脱力感、吐き気や嘔吐(おうと)、体重減少などが認められます。女性では無月経も起こります。下垂体ホルモンの分泌低下により、前述したホルモン欠落に伴う種々の症状が起こり得ると考えられます。尿崩症(にょうほうしょう)により多飲・多尿を来すこともあります。

下垂体炎<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 確立された治療方法はありませんが、副腎皮質ステロイド薬の効果が報告されています。また、下垂体前葉機能の低下を生じた場合は、必要に応じてホルモン補充療法が行われます。尿崩症がある場合は、抗利尿(こうりにょう)ホルモンの点鼻治療が必要です。