無月経・乳汁分泌症候群<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 高プロラクチン血症であっても、必ずしも症状を伴うものではありません。性成熟期の女性では、乳汁漏出と月経異常が主要な徴候となります。男性の場合は症状が乏しく、不妊等の検査でみつかることがあります。この場合は、腫瘍が大きくなっていることがよくみられます。下垂体腫瘍が大きい場合には、腫瘍による視神経圧迫のため視野障害(しやしょうがい)や頭痛を伴うことがあります。

無月経・乳汁分泌症候群<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 内服している薬剤が原因と考えられる場合は、その薬剤を中止します。
 下垂体プロラクチン産生腫瘍治療の第一選択は、現在、薬物療法という考え方が主流です。薬により血中プロラクチン値は低下し、腫瘍も縮小します。一方、腫瘍が大きく、視野障害などがあり、腫瘍サイズの縮小が急がれるものについては、手術が選択されることもあります。