性腺機能低下症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 小児期発症では、二次性徴が発来しないか不完全となります。20歳ころには、やせ型で背が高く、手足が長く、身長よりも両腕を広げた幅が長い「類宦官体型(るいかんがんたいけい)」になります。
 成人発症の場合、二次性徴の消失や性欲低下がみられます。男性不妊から判明する場合もあります。長期間放置すると、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を来します。

性腺機能低下症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 妊孕性を希望しない場合は、テストステロン補充療法を(2〜4週に1回筋注)、希望する場合にはhCG+FSH製剤の週2〜3回自己注射(2006年国内承認)を行います。これらの治療は互いに切り替え可能です。
 高ゴナドトロピン性の場合は、一般に妊孕性獲得が困難ですので、もっぱら前者が用いられます。
 状態に応じて、周期的な女性ホルモン補充で月経を起こさせるカウフマン療法、ゴナドトロピン補充で排卵を期待するhCG‐hMG療法などが選択されます。