ビタミンE欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 過酸化脂質が赤血球膜に増えるために溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)が現れます。神経系の異常として脊髄後索(せきずいこうさく)障害(深部感覚低下)、小脳性運動失調、腱反射(けんはんしゃ)消失、筋力の低下や多発性ニューロパチーなども知られています。
 そのほかに、抗酸化作用の低下によると考えられる白内障(はくないしょう)、不妊や習慣性流産も報告されています。

ビタミンE欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 ビタミンEの1日所要量は成人で7〜8mgですが、大量の不飽和脂肪酸を摂取している場合は、より大量の摂取が必要になります。また、無βリポ蛋白血症の患者さんの場合は、体重1kgあたり100mgの連続投与が必要です。