ビタミンK欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 生後2〜3日に下血が起こる新生児メレナという現象がみられることがありますが、これは腸内細菌叢の発達によるビタミンK産生の増加とともに自然に改善します。
 乳児のビタミンK欠乏性出血症では、出生後順調に育っていた乳児が、生後1カ月ころに下血や頭蓋内出血を起こして死亡する例もあります。

ビタミンK欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 ビタミンKの1日所要量は、成人男性では65μm、女性では55μmです。新生児・乳児では母乳中のビタミンK含有量が少ないことと腸内細菌叢でのビタミンK産生が未熟なことから、所要量として0〜5カ月の乳児で5μm、6〜11カ月の乳児では10μmを摂取することがすすめられています。