ビタミンD過剰症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 腸管からのカルシウムの吸収が促進されるために血中カルシウムの濃度が上昇し、それに伴って血管壁、腎臓や脳などにカルシウムが沈着します。その結果、食欲不振、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、多尿、口の渇き、昏睡(こんすい)やけいれんが認められます。

ビタミンD過剰症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 過剰摂取を中止することが第一ですが、高カルシウム血症を示している場合には補液や副腎皮質ステロイド薬の投与が有効です。サルコイドーシスなどの慢性肉芽腫症(まんせいにくげしゅしょう)で活性型ビタミンDが上昇することがあり、その場合は原因疾患の治療が必要です。