二次性貧血<血液・造血器の病気>の症状の現れ方

 二次性貧血に特有の症状はありません。一般的な貧血症状(動悸(どうき)、息切れ、易(い)疲労感、全身の倦怠感(けんたいかん)、頭重感、顔面蒼白など)に加えて、基礎疾患(感染症、膠原病、悪性疾患、腎疾患、肝疾患、内分泌疾患)の症状がみられます。

二次性貧血<血液・造血器の病気>の診断と治療の方法

 治療の原則は基礎疾患の治療で、腎性貧血以外は貧血そのものに対する治療法はありません。鉄や葉酸、ビタミンB12の欠乏などが合併している場合は補給します。
 腎性貧血は、エリスロポエチンの投与(静脈内注射または皮下注射)により、ほとんどの患者さんの貧血は改善されます。ただし、血圧上昇、高血圧性脳症脳梗塞(のうこうそく)を来すことがあるので、ヘモグロビン濃度10gdlあるいはヘマトクリット値30%を目標にし、あまり急速に貧血を改善させないほうが安全です。エリスロポエチンの投与でも貧血が改善しない場合は、ほかの原因を調べる必要があります。