白血球増加と白血球減少<血液・造血器の病気>の症状の現れ方

 抗がん薬など、本来の作用として骨髄抑制を来す薬剤で治療を受けている場合はしばしば血液検査が行われていることが多く、顆粒球減少の程度から、感染を起こしやすい時期を予想できます。
 しかし、普通は白血球減少を起こさない薬剤でアレルギー性に発症する場合は検査を受けていることは少なく、突然の発熱や寒気、のどの痛みなどの感染症症状が現れて、検査をした結果、無顆粒球症に気づく場合がほとんどです。

白血球増加と白血球減少<血液・造血器の病気>の診断と治療の方法

 原因となる可能性がある薬剤を中止します。感染症を合併している場合は、広域スペクトラム(いろいろな菌に効く)をもつ抗生剤を投与しますが、無顆粒球症の原因が抗生剤である場合は、使用する抗生剤を慎重に選択する必要があります。必要があれば顆粒球刺激因子(G‐CSF)を注射します。
 また、骨髄検査の結果、回復に時間がかかると予想された場合は、フィルターを通して無菌の空気が流れてくる無菌ベッドを利用する場合もあります。