痒疹、ストロフルス、固定じんま疹(結節性痒疹)<皮膚の病気>の症状の現れ方

 初めは、虫刺されのような赤く少し盛り上がった発疹ができます。中心部に小さな水ぶくれができることもあります。かゆみのために引っかいていると傷になり、じゅくじゅくします。強いかゆみのため眠れなくなることもあります。繰り返し引っかいていると、だんだん盛り上がって硬くなります(図5)。
 通常は、一つ一つの発疹は離れて存在しますが、多形慢性痒疹では発疹が集まって現れます。いずれも治ったあとに茶色い痕(あと)が残り、しばしば再発します。

痒疹、ストロフルス、固定じんま疹(結節性痒疹)<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 発疹にはステロイド外用薬を使用し、かゆみは抗ヒスタミン薬で対処します。治りにくい場合は、発疹部にステロイド含有テープを貼ったり、ステロイド注射液を直接注射することもあります。紫外線療法や液体窒素(ちっそ)を使った冷凍療法、シクロスポリンの内服が効果的な場合もあります。
 糖尿病や胃腸障害、肝臓病、血液疾患などに伴ってみられる場合は、こうした病気を治療することも必要です。