アナフィラクトイド紫斑<皮膚の病気>の症状の現れ方

 主に下肢や臀部(でんぶ)に出血斑が現れます。紫斑は点状ですが、しこりを伴う紫斑や一度にたくさん出てくるとくっつき合って大きくなり、赤紫色の出血性紅斑に見えることもあります(図11)。一過性に顔面、陰嚢(いんのう)、足の甲に浮腫(ふしゅ)(むくみ)がみられることもあります。
 消化管粘膜に出血して、激しい腹痛を伴ってくるもの(ヘノッホ型)、関節内や関節周囲に出血して膝や足首に関節痛を伴ってくるもの(シェーンライン型)もあります。およそ半数の例で蛋白尿、血尿がみられます。

アナフィラクトイド紫斑<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 安静を保つことが重要です。軽症なら血管強化薬、止血薬の投与を行います。多くは発症後2〜5週間で軽快します。重症例では、副腎皮質ステロイド薬の内服が必要なことが多く、入院治療が必要なこともあります。