薬疹<皮膚の病気>の症状の現れ方

 薬疹は、薬を内服、注射、点鼻、点眼などにより体内に摂取したあとに現れます。発疹は薬疹のタイプによって異なりますが、じんま疹型、固定薬疹型、播種状紅斑型(はしゅじょうこうはんがた)、紅斑丘疹型(きゅうしんがた)、光線過敏型、湿疹型、紫斑型(しはんがた)、多形滲出性(たけいしんしゅつせい)紅斑型などがあります。
 重症型として、眼や口などの粘膜に水疱(すいほう)(水ぶくれ)やびらんが現れるスティーブンス・ジョンソン症候群や、全身の皮膚がやけどのようにむける中毒性表皮融解壊死症(ゆうかいえししょう)(TEN)、高熱とともに全身に紅斑が現れリンパ節もはれる薬剤誘発性過敏症候群(DIHS)(コラム)があり、これらの病気では生命に危険を及ぼす場合があります。

薬疹<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 軽症の場合は薬剤の中止のみで軽快しますが、中等症ではステロイド薬の内服や外用治療が必要になります。重症の薬疹では入院のうえ、ステロイド薬の内服・点滴治療が必要です。