化学熱傷<皮膚の病気>の症状の現れ方

 化学物質によって受傷部の色調は異なり、硫酸(りゅうさん)は褐色、塩酸や硝酸(しょうさん)は黄色を示します。強酸では深いものとなりやすく、広範囲に強酸による受傷がある場合は、腎臓や肝臓の機能障害が現れる場合があります。アルカリによるものでは、蛋白融解(ゆうかい)作用によって受傷部は白色から褐色となって軟らかくなります。
 灯油がついた衣服を着ていて起こる灯油皮膚炎では、通常は発赤(ほっせき)、小水疱(しょうすいほう)、びらんなどの浅い熱傷の症状になります。

化学熱傷<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 熱傷に準じた検査を行います。
 基本的には熱傷の治療と同じですが、化学熱傷では深いものとなりやすく、壊死(えし)組織の除去や皮膚移植が必要となりやすい傾向があります。