尋常性魚鱗癬<皮膚の病気>の症状の現れ方

 生まれた時には病変はなく、乳幼児期になってから発症します。全身の皮膚が乾燥し、粗造(そぞう)になってきます。この症状は四肢の伸びる側、とくに下腿の前面に顕著に現れます。肘窩(ちゅうか)(腕の関節の屈曲部)、膝窩(しっか)(膝(ひざ)関節の後面)、外陰部には皮疹(ひしん)はできません。
 白色のヌカのような鱗屑もしくは葉状の鱗屑が、四肢伸側や体幹にみられ、あたかも魚の皮膚のようなうろこ状を示してきます。しばしば毛孔(もうこう)(毛穴)に一致して、角化がみられることがあります。

尋常性魚鱗癬<皮膚の病気>の診断と治療の方法

(1)5%サリチル酸ワセリンを1日2〜3回患部に塗ります。
(2)ビタミンA軟膏を1日数回患部に塗ります。
(3)尿素(にょうそ)軟膏を1日数回患部に塗ります。
 入浴時には脱脂力の弱い低刺激性の石鹸を使用するようにします。保湿入浴剤の使用も効果的です。