慢性円板状エリテマトーデス(DLE)<皮膚の病気>の症状の現れ方

 暗赤色で鱗屑(りんせつ)(皮膚表面の白いかさかさ)を伴う、境目のはっきりした発疹が頬、鼻、下唇、頭部などの露光部にできます。全体にやや皮面より隆起し、中心は角化や萎縮(いしゅく)を伴います。口唇ではびらん、頭皮では脱毛を伴うことがあります。かいたり刺激を与えたりすると、その部位に発疹が広がる性格(ケブネル現象)があります。

慢性円板状エリテマトーデス(DLE)<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 皮疹部位が限られている場合はステロイド薬の外用が一般的です。皮疹が顔面に目立つ場合や、頭皮の脱毛が顕著な場合はステロイド薬の内服が行われます。スルホン剤(レクチゾール)の内服も有効ですが、副作用に注意して使用する必要があります。
 なお欧米ではクロロキンやサリドマイドが使用されますが、日本では許可されていません。