シェーグレン症候群<皮膚の病気>の症状の現れ方

 中高年では乾燥症状が初発症状であることが多く、若年者では皮膚症状などの腺外症状で発症することが多い傾向があります。
 皮膚・粘膜の腺症状としては汗腺の障害による乾皮症(かんぴしょう)、涙腺障害による眼瞼炎(がんけんえん)、唾液腺障害による口角炎、乾燥舌、赤い平らな舌などがみられます。
 皮膚症状は線外症状のほうが多く認められます。最も特徴的なものは1〜3cmくらいの環状紅斑です。そのほかでは凍瘡(とうそう)(しもやけ)様紅斑(ようこうはん)、虫刺症様(ちゅうししょうよう)紅斑、リール黒皮症様皮疹(こくひしょうようひしん)、結節性紅斑、高ガンマグロブリン血症性紫斑(しはん)、じんま疹様紅斑などが知られています。
 本症は関節リウマチ強皮症(きょうひしょう)などの他の膠原病の合併率が高いのが特徴です。ほかにもリンパ腫や偽(ぎ)リンパ腫を多く合併します。

シェーグレン症候群<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 軽症の場合は症状に合わせて治療します。乾燥症状には人口涙液点眼薬や人工唾液を使います。程度により外分泌腺を刺激する薬剤や、ステロイド薬を内服します。