ウェーバー・クリスチャン症候群<皮膚の病気>の症状の現れ方

 発熱が先行して痛みの強い結節性紅斑が下肢に多発します。結節は当初発赤を伴い強い疼痛がありますが、やがて軟化して、時に自潰(じかい)します。最終的には脂肪組織は萎縮し、陥凹(かんおう)を残して治癒します。病理組織学的には脂肪細胞の融解、壊死(えし)とそれに続発する脂肪肉芽腫(にくげしゅ)の形成が主体です。病期は急性炎症期、脂肪貪食(どんしょく)期、線維化期の3期に分かれます。
 皮下結節のほか、内臓諸臓器の脂肪組織炎を伴うことがあります。肝臓では脂肪肝が多いことが知られています。全身倦怠感(けんたいかん)、肝障害、貧血などの症状を伴うことがあります。

ウェーバー・クリスチャン症候群<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 安静と副腎皮質ステロイド薬の大量療法が有効です。症状によっては消炎鎮痛薬や免疫抑制薬も使うことがあります。