ウェルナー症候群<皮膚の病気>の症状の現れ方

 (1)特徴的体型(低身長、細い四肢、ビヤ樽のような体型など)、(2)早期老化の徴候(白髪、動脈硬化、しわがれ声、白内障(はくないしょう)など)、(3)強皮症(きょうひしょう)に似た皮膚の硬化、(4)内分泌学的症状(糖尿病、性機能不全、無精子症、不妊症など)が特徴です。
 四肢末梢部の皮膚は光沢があり、硬く、つまみ上げることができません。顔面でも同様の変化が起こり、尖(とが)った鼻、飛び出したように見える眼球から、鳥様顔貌(がんぼう)とも呼ばれます。限局性の角質増殖(いわゆる、うおのめ)が足の底や側縁部にできます。足は難治性潰瘍を生じやすくなります。脱毛、白毛が早期から現れます。限局性の石灰化が、アキレス腱、膝(ひざ)、肘(ひじ)、足関節の靭帯(じんたい)などにみられます。

ウェルナー症候群<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 皮膚の潰瘍は再発しやすく、難治性です。肉腫(にくしゅ)、甲状腺がん、悪性黒色腫の発生頻度が高いため、生命予後はこれらの治療によって変わります。