肉芽腫性口唇炎<皮膚の病気>の症状の現れ方

 突然、上下の口唇(75%)、頬部(きょうぶ)・顔(50%)に、びまん性(境界の明らかでない)ないし結節性(境界のはっきりとした)の口唇の腫脹が起きます。はじめは数時間から数日で消失しますが、繰り返し起こり、最終的にはゴムのような弾性硬になります。皺襞舌(しゅうへきぜつ)(20〜40%)という巨大舌も現れます。顔面神経麻痺(30%)が、時に数カ月から数年先行することもあり、一過性から次第に持続します。
 これら3つの症状がそろうと、メルケルソン・ローゼンタール症候群と呼ばれます。

肉芽腫性口唇炎<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 食品添加物などの原因を検索して、疑わしい場合はそれらを極力避けます。病状は極めて緩やかに軽快します。薬物治療としては、トリアムシノロン(10ml)の局所注射を4〜6カ月ごとに繰り返すのが有効とされています。