口囲皮膚炎<皮膚の病気>の症状の現れ方

 口のまわりに小丘疹、小膿疱、紅斑が多発し、時に軽度の鱗屑や痂皮(かひ)(かさぶた)を伴います。かゆみはあっても軽度です。副腎皮質ステロイドの塗り薬の副作用の場合は、強いほてりと灼熱(しゃくねつ)感を伴う場合があります(図37)。

口囲皮膚炎<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 副腎皮質ステロイド薬が塗られている場合は、酒さ様皮膚炎と同じですぐに中止します。そのほかの場合でも原因で述べた悪化因子があれば、できるだけ取り除くようにします。薬としてはテトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)の内服が主体です。副腎皮質ステロイドの塗り薬の副作用の場合は数カ月かかる場合が多いのですが、そのほかの場合は通常1カ月前後で軽快します。