毛嚢炎(毛包炎)<皮膚の病気>の症状の現れ方

 毛包の上部だけの浅い部分の感染症で、個々の発疹は毛包に一致した赤い丘疹(きゅうしん)(ぶつぶつ)ないしは中央にうみをもった丘疹(膿疱(のうほう))で、まわりに赤みがあります(図39)。かゆみはなく、痛みもほとんどありません(表在性毛包炎)。
 丘疹や膿疱の部分がやや硬く触れる根をもったものは、おでき(せつ(せつ))の軽い、ないしは小さいもので、軽い痛みがあり、表皮ブドウ球菌より黄色ブドウ球菌による場合が多いようです(深在性毛包炎)。首の後ろ・太もも・お尻などにできることが多く、1個あるいは数個〜数十個になることもあります。

毛嚢炎(毛包炎)<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 数が少ない場合はとくに治療の必要はなく、自然に治ります。次から次にたくさんできる場合や、痛みがありおできせつ)に近いものは抗菌薬(化膿止めののみ薬)を3〜4日間内服します。