けるすすとくそうケルスス禿瘡の症状や原因・診断と治療方法

ケルスス禿瘡とはどんな病気か

 毛に侵入した白癬菌(はくせんきん)のため皮膚の炎症が強くなった状態で、頻度はまれです。

原因は何か

 頭部白癬が誤診されて、ステロイド薬を使用し、悪化してケルスス禿瘡になることが最も多くみられます。

症状の現れ方

 頭部に複数の膿疱(のうほう)が集まり、全体として腫瘤(しゅりゅう)状に盛り上がるようになります。濃汁が付着し、発赤腫脹(ほっせきしゅちょう)して髪の毛の多くは抜けています。

検査と診断

 頭部白癬と同じく、KOH溶液やズームブルーを用いた毛の直接鏡検(顕微鏡での検査)で行います。皮膚の一部をとって調べる生検をして病理組織学的に診断することもあります。白癬菌を使ってつくった抗原の皮内反応(トリコフィチン反応)も参考になります。

治療の方法

 外用薬では治りません。内服薬を用います。2〜3カ月の内服が必要です(白癬)。

ケルスス禿瘡に気づいたらどうする

 ケルスス禿瘡になると、治ったあとも脱毛が残ることがあるので、早期治療が必要です。また、頭の皮膚病に安易にステロイド薬を使わないことも重要です。

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