伝染性軟属腫(みずいぼ)<皮膚の病気>の症状の現れ方

 単発あるいは多発性に認められる径1〜5mmほどの丘疹(きゅうしん)、小結節(しょうけっせつ)が体幹、四肢に現れます。通常の色あるいは淡紅色の皮膚でおおわれ、半球状に隆起しています。発達したものでは中心が臍窩状(さいかじょう)に(へそのように)陥没することがあります。自覚症状はないことが多いのですが、炎症などによりかゆみを伴うこともあります。

伝染性軟属腫(みずいぼ)<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 現在のところ、本症に対する安全かつ有効な抗ウイルス薬は存在しません。統計的には、放置しても平均して約半年の経過で自然に脱落すると報告されていますが、年余にわたって存在し、数が増えることもあります。
 不快感を取り除くため、また、ほかへの伝搬を予防する意味でも、鉗子(かんし)などで内容物をつまみ出す摘除術もよく行われます。多くは自然消退することを念頭において、摘除するかどうか決定します。
 性行為感染症としての本症では、鉗子などによる除去を第一選択として行います。