黒い爪<皮膚の病気>の症状の現れ方


爪母のほくろ
 幅1mm程度の色素線条として始まり、次第に拡大しその色調も濃くなります。時には爪甲全体に拡大するばかりか、後爪廓(こうそうかく)の皮膚にも色素斑がみられることもあります。また、手の黒色爪変化は親指に生じることが多く、次いで人差し指や薬指ですが、足ではほとんどが親趾の爪です。

黒い爪<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 全指に爪甲色素線条がみられた時は、原因となりうる病気があるか否かを検査します。また、指1本の場合は、爪母のほくろ以外にも、爪母付近に生じた悪性のできものや良性のできもの、あるいは外的刺激などを疑います。
 なお、爪の色が爪母のほくろによると考えられ、その横幅が6mm以上であるか、爪廓部(そうかくぶ)や指尖部(しせんぶ)に黒褐色斑(こっかっしょくはん)(ハッチンソン徴候)を伴う色素線条であれば、ほくろのがん(悪性黒色腫)の可能性があります。しかし、子どもではたとえ横幅6mm以上であっても、あるいは、ハッチンソン徴候があろうとも、自然に軽快ないし消退することが多いので、そのまま経過をみています。