急性出血性結膜炎(アポロ病)<感染症>の症状の現れ方

 潜伏期間は1〜2日といわれています。流涙(りゅうるい)、眼脂(がんし)(めやに)、充血、眼瞼(がんけん)(まぶた)のはれなどの症状で始まり、眼脂は最初は粘液膿性ですが、第2病日以降、さらさらの漿液(しょうえき)線維素性になります。球結膜下出血が最も特徴的な所見です。
 耳前リンパ節のはれ、圧痛(押すと痛い)が現れますが、前述した流行性角結膜炎に比べると眼瞼結膜の濾胞(ろほう)(小さなぶつぶつ)形成は軽度です。角膜には、発病初期に点状の上皮性角膜炎が起こり、これが眼痛の原因といわれています。

急性出血性結膜炎(アポロ病)<感染症>の診断と治療の方法

 有効な抗ウイルス薬はありません。対症療法として、細菌感染防止の目的で抗菌薬を点眼します。ステロイド薬の点眼は不要です。