ジフテリア<感染症>の症状の現れ方

 のどや鼻に菌が感染して、鼻みず(血が混じった粘液膿性)、高熱、のどの痛み、犬が吠えるような咳(せき)などが出てきます。牛の首のように、首が大きくはれてくるのが特徴です。
 のどに偽膜(ぎまく)と呼ばれる白い膜ができて、窒息(ちっそく)することもあります。菌の出す毒素によって、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるので注意が必要です。

ジフテリア<感染症>の診断と治療の方法

 ジフテリア菌の出す毒素を中和することが重要です。このために、できるだけ早期に抗毒素を注射する必要があります。抗毒素は全国に数カ所備蓄しています。
 予防接種が発病予防に有効です。DTP三種混合ワクチンとして、生後3カ月から接種できます。3〜8週間隔で3回、1年〜1年半後に追加接種します。11〜12歳でのジフテリア・破傷風追加接種(II期)は最後の接種です。忘れずに接種してください。