化膿性関節炎<感染症>の症状の現れ方

 患部関節に急激な痛み、腫脹(しゅちょう)(はれ)や熱感が現れます。膝(しつ)関節が最も多く、続いて股関節、手関節、肩関節なども侵されます。しかし、股関節では腫脹は明らかでなく、歩行により鼠径部(そけいぶ)の痛みが増します。そのほか、悪寒(おかん)や発熱なども現れます。

化膿性関節炎<感染症>の診断と治療の方法

 早期の治療が必要です。原因菌に感受性のある抗菌薬を選択し、すみやかに点滴静脈注射を行います。
 化膿性関節炎が考えられ、原因菌が検出できない場合には、ブドウ球菌や緑膿菌に対しても効果のある殺菌性薬剤を使用します。また、関節液の貯留が著しい場合には局所穿刺(せんし)を行い、炎症性滲出液(しんしゅつえき)を吸引します。