ガス壊疽<感染症>の症状の現れ方

 病変は赤くなり、皮膚の下の部分にガスがたまり、はれあがります。上から触ると、雪を踏んだような感覚があることが特徴的です。分泌物は、肉汁様で量が多く、腐敗臭を伴います。

ガス壊疽<感染症>の診断と治療の方法

 病変部はガスのためはれあがるので、血液のめぐりが悪くならないように、わざと皮膚を切開して、はれを回避する減張(げんちょう)切開が必要です。傷口は開放状態で処置します。病変部そのものを切除するデブリードマンと呼ばれる外科処置も、必要に応じて行われています。
 また、原因となる菌の種類に合わせた抗菌薬を使います。
 発症の原因となった菌が酸素を好まない菌であれば、高圧酸素療法を行うこともあります。ただし、その有効性には議論があります。
 症状が体幹にせまっていく重症例では、早期の患肢切断が必要になることがあります。