ペスト<感染症>の症状の現れ方

 ペスト菌を保菌しているノミに刺されたあと、2〜6日の潜伏期間ののち、リンパ節のはれ、皮膚の小出血斑や高熱を起こします。菌が全身に回ると敗血症(はいけつしょう)を起こしショックなど重い症状になります。また、菌が肺に回ると肺ペストを起こし、喀痰(かくたん)から別のヒトに伝染することもあります。

ペスト<感染症>の診断と治療の方法

 ストレプトマイシン、テトラサイクリン、ニューキノロン系薬剤などの抗菌薬により治療を行います。一般的には抗菌薬がよく効き、回復します。肺ペストのように重い症状の場合も、発病後8〜24時間以内に治療を開始すれば予後は良好です。手遅れにならないように病気の早期に治療を開始することが重要です。