つつが虫病<感染症>の症状の現れ方

 刺されて5〜14日の潜伏期ののち、39℃以上の高熱とともに発症し、皮膚には特徴的なダニの刺し口(かさぶた)がみられ、その後数日で体幹部を中心に発疹が出ます。発熱、刺し口、発疹は主要3徴候と呼ばれます。
 倦怠感(けんたいかん)、頭痛、刺し口近くのリンパ節あるいは全身のリンパ節の腫脹(しゅちょう)(はれ)も多くみられる症状です。重症例では播種性(はしゅせい)血管内凝固症候群や、多臓器不全で亡くなることもあります。

つつが虫病<感染症>の診断と治療の方法

 主要3徴候と発症した時期から、つつが虫病の可能性を疑ったら、ただちに治療を受けることが重要です。治療にはテトラサイクリン系の抗菌薬が第一選択薬です。
 予防はダニに刺されないことで、発生時期を知り汚染地域への立ち入りを避けること、立ち入る際にはダニの吸着を防ぐような服装(長袖、長ズボン)をしたり、虫よけスプレーを使うこと、作業後には入浴して吸着したダニを洗い流すことなどが効果的です。