ブルセラ症(波状熱)<感染症>の症状の現れ方

 ヒトの体内にブルセラ属菌が侵入してから、通常2〜4週間で発病します。急性型と慢性型があり、症状としては発熱、関節痛、背部痛、発汗、全身倦怠感(けんたいかん)、食欲不振、頭痛、さらにうつ状態などがあります。
 長期間にわたって治療をしなかった場合は、繰り返す発熱が特徴的で、これが波状熱という病名の由来になっています。

ブルセラ症(波状熱)<感染症>の診断と治療の方法

 最も基本的な治療法は、抗菌薬(抗生物質)の投与です。
 しかし、抗菌薬のなかにはこの感染症に無効なものも多く、また、複数の抗菌薬を計画的に長期間(通常6週間)使い続けることが必要です。しかも再発することが多いため、治療開始前にブルセラ症であることをしっかり診断したうえで、抗菌薬投与を開始する必要があります。
 万一、中枢神経と心臓にブルセラ感染を合併すると、治療はさらに困難になります。