バルトリン腺炎<感染症>の症状の現れ方

 急性期には排泄管に炎症が起こり、開口部が発赤してはれ、痛みが現れます。炎症によって排泄口が閉鎖されると、うみが排泄管内にたまって、圧痛(押すと痛い)のある膿瘍(のうよう)になります(バルトリン腺膿瘍)。
 この膿瘍は、小陰唇後方の4時または7時の位置にでき、触るとわかります。急性期を過ぎると慢性化します。
 また、最初から急性期がないまま、排泄管の閉鎖によって分泌液がたまり、小指から親指の先くらいの大きさの嚢胞(のうほう)ができることがあります(バルトリン腺嚢胞)。この場合は、歩行や性交時の軽い痛み程度で、自発痛(何もしていないのに感じる痛み)や圧痛はあまりありません。

バルトリン腺炎<感染症>の診断と治療の方法

 急性期では、抗生物質の全身投与、局所の湿布で治ります。膿瘍を形成した場合は、切開してうみを出します。
 慢性化して嚢胞ができた場合は、排泄口をつくる手術を行いますが、再発を繰り返す場合は、バルトリン腺嚢胞摘出術も行われます。