野兎病<感染症>の症状の現れ方

 潜伏期間は3〜7日がほとんどで突然の発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などのかぜ様症状があり、その後、脇の下や肘などのリンパ節がはれる場合が多くあります。また、菌が侵入した指などに潰瘍(かいよう)や壊死(えし)が起きることがあります。日本では死亡例はありません。

野兎病<感染症>の診断と治療の方法

 抗生物質が有効で、とくに早期の治療が有効で検査結果を待たずに開始されることがあります。テトラサイクリン剤やフルオロキノロン剤、ストレプトマイシンやゲンタマイシンが有効ですが、ペニシリン系やセフェム系薬剤は無効です。リンパ節が化膿した場合は外科的に切開が必要になることもあります。