一酸化炭素中毒<中毒と環境因子による病気>の症状の現れ方

 頭痛、易(い)疲労感(疲れやすい)、判断力低下、吐き気・嘔吐、意識障害、けいれんが現れます。血管の透過性が亢進し、肺水腫(はいすいしゅ)や脳浮腫(のうふしゅ)を起こす場合も多くみられます。頭部CTで淡蒼球(たんそうきゅう)という部位に低吸収像を認める場合は、予後不良です。
 発症メカニズムは不明ですが、いったん回復したのち再び昏睡(こんすい)に陥る間欠型一酸化炭素中毒の存在も知られています。

一酸化炭素中毒<中毒と環境因子による病気>の診断と治療の方法

 高圧酸素療法もしくは純酸素による機械呼吸が、一酸化炭素のすみやかな排泄と、低酸素に陥っている組織への酸素供給を兼ねた効果的な治療法として行われます。意識障害を伴わない軽症の場合は、新鮮な空気下での自発呼吸で十分です。