アレルギー性気管支肺アスペルギルス症<アレルギー疾患>の症状の現れ方

 気管支喘息のある患者さんに発症することが多いので、喘息症状の増悪が認められます。発作性の咳や、喘鳴(ぜんめい)を伴う呼吸困難で始まり、褐色の喀痰(かくたん)が出ます。痰のなかには、しばしば好酸球やアスペルギルスの菌糸が含まれています。また、時に喀血(かっけつ)をみることがあります。その他、発熱、食欲不振、頭痛、全身倦怠感(けんたいかん)、胸痛などがしばしばみられます。
 症状は基礎疾患である気管支喘息の程度にもよりますが、1週間〜年余にわたる場合があります。肺線維症(はいせんいしょう)の末期へと進展した症例では、呼吸困難やチアノーゼなど呼吸不全の症状を呈してきます。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症<アレルギー疾患>の診断と治療の方法

 できるだけ早期に発見し、不可逆な変化である気管支拡張症や肺線維症を残さないようにすることが大切です。その他、合併している気管支喘息のコントロールや、気管支拡張症や肺線維症の管理が主体となります。ステロイド薬の投与が最も効果的です。