ジカウイルスおよびジカウイルス感染症(ジカ熱)<感染症>の症状の現れ方

 ジカウイルス感染症の臨床症状は、発熱、眼窩痛、発疹、頭痛、リンパ節腫脹です。ただし、多くの人はジカウイルスに感染しても症状を表しません(不顕性感染)。
 ブラジルなどの中南米でのジカウイルス感染症流行の発生と合わせて、中南米(特にブラジル)において小頭症を有する新生児が増加したことから、妊娠中の胎内におけるジカウイルスの先天性感染がその原因ではないかと疑われるようになりました。小頭症患者の脳組織や胎盤組織からジカウイルスの遺伝子やウイルス抗原が検出され、その関連がほぼ証明されました。ただし、先天性ジカウイルス感染症が小頭症だけを引き起こすということではなく、先天性ジカウイルス感染症患者の示す症状や病態は多様です。

ジカウイルスおよびジカウイルス感染症(ジカ熱)<感染症>の診断と治療の方法

 大半が軽症例であり、対症療法が中心となります。先天性胎内感染を予防するためのワクチン開発が求められています。