エーラス・ダンロス症候群<遺伝的要因による疾患>の症状の現れ方

 病型により異なりますが、一般的にみられる症状としては、皮膚過伸展(引っ張ると皮膚が伸びやすいが放すと元にもどる)、皮膚脆弱性(打撲(だぼく)や摩擦(まさつ)で皮膚が簡単に裂けやすく、できた傷も治りにくい)、関節過伸展(関節が異常に柔らかい)、関節脱臼(だっきゅう)、血管脆弱性(あざができやすい)、などがあります。その他、背骨の異常、心臓弁の異常、気胸(ききょう)、ヘルニア、起立性調節障害(立ちくらみ)などがみられることもあります。
 血管型エーラス・ダンロス症候群では、大動脈瘤解離(りゅうかいり)や血管破裂、腸管や子宮などの内臓破裂を起こすこともあります。

エーラス・ダンロス症候群<遺伝的要因による疾患>の診断と治療の方法

 痛みの緩和などの対症療法が中心になります。血管型では侵襲的な(身体に負担のかかる)検査や手術はなるべく避けます。