細胞の仕組みについて

細胞は人体の構造上、機能上の最小単位です。ヒトは40~70兆個もの多くの細胞から成り立っています。細胞はさまざまな形を持ちますが、基本的な形は球状です。大きさの多くは10~30μmです(1μmは1000分の1㎜)。

細胞は原形質と呼ばれる半流動性のコロイド溶液からなっています。この原形質は細胞質と核とからなり、表面には薄い細胞膜があります。細胞質はコロイド状の無形質と、有形質とからなっていますが、有形質のなかでも一定の機能を有するものを細胞(内)小器官といい、ミトコンドリア、ゴルジ装置、中心小体、小胞体、リボソーム、リソソームなどがあります。細胞は普通1個の核を持っており、タンパク合成を基本として細胞の成長、再生、増殖などに関与します。

また、核内には1~2個の核小体と小粒子状の染色質(せんしょくしつ)が散在しており、細胞分裂期には染色質は染色体(せんしょくたい)となります。染色質から作られる染色体の中にはDNAが含まれますが、このDNAが遺伝に関係しています。

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