男性生殖器のつくりについて

男性の生殖器は、精巣(せいそう)(睾丸(こうがん))、精巣上体(副睾丸)、精管、精嚢(せいのう)、前立腺、尿道球腺、陰茎(いんけい)、陰嚢(いんのう)などからなっています。

精巣・精巣上体…精巣は、陰嚢中に左右1対あり、線維性の白膜に包まれ、多数の小葉に分けられます。各小葉には数条の曲精細管があり、この曲精細管で精子が作られます。

精子は、精細管壁の精上皮から精祖(せいそ)細胞が生じ、精母(せいぼ)細胞、精娘(せいびょう)細胞と分化して精子細胞となります。精子細胞は成熟し、形を変えて精子となります。

精管…曲精細管は直精細管となり、集合して精巣網を作り、そこから15~20本の精巣輪出管がおこり精巣上体に入ります。そのあと精巣輪出管は1本の精巣上体管になり、精管となります。

精管は鼠径(そけい)管内を通って腹腔内に入り、精管膨大部を作ったあと、前立腺を貫き、精嚢の導管と合流して射精管となり尿道に開きます。

精嚢…膀胱後面で精管膨大部の外側にある紡錘状のふくろで左右1対あります。淡黄色を帯びたアルカリ性の分泌物を出し、射精の際、前立腺の分泌物とともに精液として排出されます。

前立腺…膀胱の下で、恥骨結合と直腸の間にあり、射精管と尿道起始部を取り囲む腺です。乳白色の液を出し、精子の運動を促進します。