関節痛について

人の体は、200本を超える骨によって形づくられています。骨と骨の連結部分を関節といい、骨と関節、それを動かす筋肉や腱、さらに運動神経や知覚神経により、私たちの体は自由に動くことができるようになっています。したがって、それらのどれかひとつにでも障害が起こると、さまざまな痛みが生じてきます。ここでは、そのなかの「腰痛」と「関節痛」についてみていきます。

関節痛から考えられる主な病気

膠原病

気になる症状 疑われる病気名
両頬の蝶形紅斑、中心部が脱色して萎縮した発疹、寒冷時の手指の蒼白~紫色
ゆっくりと進行する筋力の低下、筋肉痛、眼瞼部のはれた紫赤色の皮疹
手指から体の中心に向かって広がる皮膚の硬化、寒冷時の手指の蒼白~紫色
発熱、体重減少、紫斑、皮膚の潰瘍、貧血、胸痛、腹痛、血痰、高血圧
  • 結節性多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎
発熱、全身倦怠感、体重減少、筋肉痛、紫斑、手や足のしびれ
全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症の症状をあわせもつ
手指などの朝のこわばりが特徴、左右対称性の関節の痛み、はれ、発赤、熱感
口や眼の乾き、耳下腺のはれ、味覚異常、疲れ眼、関節の朝のこわばり
発熱、関節の痛みとはれ、皮膚に輪の形をした赤い発疹、心不全症状

その他

気になる症状 疑われる病気名
急に足の親指のつけ根などに激痛、発作は1~2週間ほどで自然に治まる
関節(半数以上が膝関節)のはれ・痛み・熱感・発赤、発熱、体重減少
膝、股関節、膝・手・足・肘の関節痛
正座や足首の前の部分をこする動作により足首の前に起こる痛み・はれ
股関節・膝関節の痛み、歩く様子がおかしい、3歳~10代前半の男子に多い
手足の骨の関節に近いところから発症、骨の関節の痛み・はれ、筋肉痛
発熱、寒気、ふるえ、膝・太もも・肩などの関節の痛みとはれ