子供の症状について

子どもの体は、大人の体をただ小さくしたものではありません。同じ病気にかかっても、大人の場合がそのまま子どもにあてはまるわけではありません。病気から体を守る免疫力も大人のように十分に備わっていませんし、病気のはじまりも急で、経過も早いことが多いのです。加えて、子どもの月齢や年齢によって特有のいろいろな病気のあることも、十分に知っておく必要があります。ここでは、子どもによく起こる主な症状と病気についてみていきましょう。

子供の皮膚の異常から考えられる主な病気

赤あざ

気になる症状 疑われる病気名
新生児、額、まぶたなどにできる血管腫、ほとんどは1~2年で消失
生後数週から急速に隆起し、増大するこぶ
体のどこにもできるが顔面に多い、生まれつきある隆起しない皮疹

青あざ

気になる症状 疑われる病気名
とくに女子に多い、眼の周囲に小さい点が集まった斑
乳幼児、臀部以外にできる蒙古斑

茶あざ

気になる症状 疑われる病気名
扁平な点状から面状に分布する色素斑、通常発毛を伴わない
生まれた時にカフェオレ色の扁平な色素斑が6個以上

黒あざ

気になる症状 疑われる病気名
多くは生まれつきあるやや面積のある色素斑
顔面に多い、急激に大きくなるほくろのような皮膚変化

いろいろな発疹

気になる症状 疑われる病気名
頭や額、こすれる部分を中心に黄色いフケ症状・かさかさした紅斑
乳児期…顔・頭部から肘・膝関節の内側にじくじくした湿疹 幼児期…首、わきの下、肘・膝関節内側にかさかさした湿疹
幼児期…首、わきの下、肘・膝関節内側にかさかさした湿疹
虫に刺されたあと強いかゆみを伴う赤いふくらみ、米粒~親指大
強いかゆみのある扁平に隆起する丘疹・紅斑、普通は数時間で消失
主に手足の指や足底に平らな小さな丘疹、徐々にドーム状に隆起
虫刺されや湿疹などから発症、小さな水疱がやがて破れてびらんに
発熱とともに眼や口のまわりに水疱・びらん・かさぶた、めやに、やがて全身の皮膚にやけど様の紅斑
頬や鼻の周囲ににきびのような皮疹、色素が抜けた不定形の白斑