救命・応急手当

救命手当の方法について説明しています。

救命・応急手当とは

突然おこった病気やけがに対して、その場に居合わせた一般の人(バイスタンダー)が、傷病者を救急隊員(救急救命士)や医療機関に引き継ぐまでに行う手当を「応急手当」といいます。速やかに応急手当を行えば、命が救えたり、病気やけがの悪化を防止し、苦痛を軽減することが可能です。

応急手当のうち最も緊急を要するものは、何らかの病気やけがで心臓や呼吸が停止した時やそれに近い状態になった時、あるいは大出血をおこした時です。

人は、心臓停止から3分、呼吸停止から10分、大出血からは30分の経過で約50%が死亡するといわれています。このような場に居合わせたら、まず119番へ通報することが最優先ですが、一刻を争う事態なので、救急車の全国平均到着時間約8分の間に、大至急、応急手当を施すことが必要になります。この緊急を要する応急手当をとくに「救命手当」と呼び、その方法として「心肺蘇生法」と「止血法」があります。

救命手当は、ふだんからその手技・内容をよく理解しておくことが必要ですが、本を読んでさえいれば、ただちに行えるというものでもありません。近年、各地で行われている医師会や救急隊員などによる救命手当の講習会にはぜひ参加して、さらに理解を深めておきたいものです。この項は、その際の予習・復習の参考にしてください。

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以下、バイスタンダーが行う救命・応急手当として、「心肺蘇生法」「止血法」「症状別応急手当」「けが・事故の応急手当」に分けてみていきます。

止血法

救急車の呼び方