溺水した(おぼれた)

おぼれている人を見たら

【1】周囲に協力者を求め、119番に通報する。
【2】すばやく救助。二重事故を防ぐため、救助訓練法を知らない人は絶対に泳いで助けにいかない。

  • 近くにある水に浮く物を投げる。浮き袋、ペットボトル(少し水を入れるとよく飛ぶ)が最適。その他、クーラーボックス、リュック、木片など、なければ何でもかまわない
  • 岸に腹這いになる、あるいは手すりやプールサイドにつかまるなど、引き込まれないようにして、ベルト、タオル、棒、ロープなどを投げてつかませ、陸に引き寄せる

陸に引き揚げたら

【1】顔を横にして寝かせ、意識・呼吸の有無を確かめる。

  • 無理に水を吐き出させようとしないこと。効果がなく、かえって危険
  • 大量の水を飲んでいる場合は吐くことがあるので、気道内に誤嚥しないように顔を横に向ける

【2】意識・呼吸がある場合は、バスタオルや毛布などで保温、体をさすり、救急車が来るのを待つ、あるいは急いで病院へ運ぶ。
【3】意識・呼吸がない場合は、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生法を救急車が来るまで続ける。体温が低くても、躊躇せずに心肺蘇生法を行う。ただし、除細動(AED)を行う場合は1回のみとする。
【4】呼吸、意識が回復したら、横向きに寝かせ、バスタオルや毛布などで保温、体をさすり、救急車が来るのを待つ、あるいは急いで病院へ運ぶ。

感電した

【1】まず、救助者が感電しないように、ゴムなど絶縁体の手袋・靴を身につけて、あるいは絶縁体を使って電源を切る。

  • ぬれた手で電気に触れないこと

【2】受傷者を電源から引き離す。
【3】意識障害、呼吸困難があるなら、ただちに119番に通報し、救急車が来るまで心肺蘇生法を続ける。

ガス中毒を起こした

【1】ガス中毒が疑われる場合には、ただちに119番に通報する。安易に部屋に入らない。
【2】傷病者が部屋の外に出て倒れている場合は、呼吸しやすいように衣服をゆるめ、横向きに寝かせる。

  • 毛布などを掛けて保温し、様子を観察
  • 傷病者本人が歩けるといっても、歩かせない
  • 意識が薄れかけていたら、強く呼びかけ、頬をたたくなどして目覚めさせる

【3】意識がない、または反応が非常に鈍ければ、心肺蘇生法を救急車が来るまで続ける。ただし、二次汚染を生じるガスがあることに留意する。その場合は、救急隊や消防隊が到着するのを待つ。

毒物を飲んだ

【1】すぐに119番に通報する。
【2】意識がない、または反応が非常に鈍い時は、心肺蘇生法を行い、救急車が来るまで続ける。

  • 無理に吐かせないこと
  • 何を服用したかがわかると、迅速な治療に役立つので、飲んだと思われる毒物のビンや薬の箱などが現場にあるなら、捨てずに病院に持参する<