腱とは筋肉の両端を骨に付着させているひも状の組織のことで、腱鞘は腱をところどころでトンネル状に包み込み、腱がスムーズに動くようにしている。この腱と腱鞘の摩擦などで起こる炎症を腱鞘炎といい、関節の使いすぎや加齢、関節リウマチなどが原因で起こる。症状は痛みと腫(は)れ、だるさ、動きにくさなどで、手の指や手首、ひじに起こりやすいが、足首や膝に症状が出ることもある。入力作業者や楽器の演奏家などによく起こる。