歯の最も内側にあって細い血管やリンパ管、神経などがたくさん集まっている組織で、俗に「歯の神経」と呼ばれる。周囲を硬い象牙質やエナメル質で保護され、歯に酸素や栄養分を運んだり、不要物を取り除く大切な働きをする。むし歯などで歯髄が炎症を起こすと、初期には冷たい水がしみたり、甘いものを食べたときに痛みを感じたりする。むし歯が進行して歯髄まで達すると、なにもしなくても痛むようになる。歯髄を取ると痛みは感じなくなるが、歯そのものはもろくなる。