医学用語では悪性新生物(悪性腫瘍)。体を形づくっている細胞の一つひとつは、正常な細胞をつくるように設計された遺伝子をもっているが、遺伝子に異常が生じ、細胞がルールを無視して勝手に増殖する病変を新生物(腫瘍)という。このうち、次の特徴をもつものが悪性新生物=がんである。(1)周囲の正常な組織に侵入する(浸潤)、(2)血管やリンパ管を通って離れた組織にも定着し増殖する(転移)、(3)正常な細胞が必要とする養分を奪って体を弱らせる。がんを発生させる危険因子の大部分は生活習慣であるため、がんになりやすい生活習慣を改善すことで、多くのがんが予防できると考えられている。