ラテン語の「毒」を語源とする病原体で、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、天然痘ウイルスなどさまざまな種類がある。大きさは細菌よりも格段に小さい数十から数百nm(ナノメートル、1mmの100万分の1)の非常に小さな病原体で、たんぱく質の殻の中に遺伝子が入っただけの簡単な構造をしており、自分では細胞を持っていない。そのため自力では増えることができず、生きた細胞に寄生(感染)することによって増殖する。自分の細胞を持っている細菌には抗生物質が効くが、ウイルスには効かない。