世界産婦人科連合(FIGO)は、高齢出産(高年出産)とは、初産婦では35歳以上、経産婦では40歳以上と定義している。日本産科婦人科学会は、35歳以上の初産婦を高年初産婦と定義している。女性の社会進出や晩婚化によって、出産年齢は年々高くなっているが、若いうちの妊娠・出産に比べると、妊娠中や分娩時の合併症が増えて流産の頻度が高くなったり、胎児の染色体異常が多くなるなどのリスクが高まることも事実である。高齢出産ではこのようなリスクがあることを認識し、頻回に健診を受けて、異常があれば早めに対処することが重要になる。