食べ物や飲み物を飲み込むこと。飲食物を(1)舌の運動によって口からのどへ送る、(2)嚥下反射によってのどから食道へ送る、(3)食道の蠕動(ぜんどう)運動によって胃まで送る、という3つの段階があり、この過程のどこかに支障が出ることを嚥下障害という。嚥下障害は加齢による嚥下機能の低下や、脳卒中、パーキンソン病、のど・食道・歯・あごの異常などさまざまな原因で起こる。(2)では、食道の口が開くと同時に気管の入り口が閉まるようになっており、このタイミングがずれると飲食物が気道に入ってしまう誤嚥(ごえん)を起こす。