脳の後天的な障害が原因で持続的な知的機能の障害が起こり、社会生活や日常生活に支障を来たした状態。脳の神経細胞が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病、脳の血管が詰まったり血管が破れたりする脳血管障害、レビー小体病などが原因の多くを占める。中心的な症状は記憶障害、見当識(けんとうしき)障害(時間や日付、場所、人がわからなくなる)、理解・判断力の障害などで、徐々に進行して自力で日常生活を送ることが困難になっていく。治療は症状の進行を抑えることが中心となるので、早期に発見して治療を行うことが重要である。